「真昼の月」について知らない方のために

原作者 いおかいつき
出版社 最初の出版は雄飛のアイノベルス。
全部で4巻発行。5巻目が出る予定だったらしいが発行されず。
倒産により版権が移り、幻冬社の「リンクスノベルス」から上・中・下巻として再発行。
主な登場人物 神崎秀一 かんざきしゅういち
主人公 30歳
元警視庁のマル暴係。同僚の裏切りにより、肩を銃で撃たれて負傷。刑事としての仕事に意欲を失って退職。
小さな貸しビルを大阪に持っていた祖父の死をきっかけにして、東京を捨てて大阪に移転。
新たな居場所と仕事を探し出すはずが、大阪にやってきたとたんにヤクザの若頭に目を付けられてしまった気の毒な人物。(笑)
刑事としては不利な、美貌とスタイルの持ち主。
現在、貸しビルのオーナーであると同時に、4階に調査事務所を営業中。

辰巳剛士 たつみたけし
桐山組。若頭。27歳 ←見えないけど(笑)
中学生の時に桐山組組長にスカウトされたという逸話の持ち主。
多くの兄貴分を押しのけて若頭に就任。
大阪にやってきたばかりの神埼を無理やりヤっちゃった相手。
興味のない相手や自分に利益をもたらさない相手には徹底的に冷酷になれる人物。
神崎は「自分を退屈させない相手」として気に入っているもよう。
神崎の調査事務所は、彼が無理やり押し付けたようなもの。もっとも神埼自身も現在の状況を気に入っているらしいので、彼を理解していると言える、かも。

平高広 たいらたかひろ
桐山組。若頭補佐。37歳。
若頭である辰巳の公私ともに世話をしている有能な(かわいそうな?)補佐。
2年ほど前に組長の娘由紀子(当時17歳)に押し倒されたらしく(笑)エリートサラリーマンからヤクザに転職するハメになった人物。
現在2人の男の子の父親。

カオリ
神崎の貸しビルの2階にあるゲイバー『花音』に勤めているニューハーフ。27歳。
180センチほどの身長とたくましい体格の持ち主。(登場人物の中で一番背が高いかも?)
けれど、心は乙女で(笑)自分よりも背が高くてたくましくて男性を恋人にするのが夢。
辰巳とは高校時代の同級生だった。
神崎のことが好きで、出来れば恋人になって欲しいと思っているが、辰巳が怖くて積極的なアプローチが出来ず、食事を届けたり世話を焼いたりして近寄ろうとしている。

賢治 けんじ
美容師。23歳。
とある事件で神崎と知り合い、彼の男前な気性に惚れ込んで押しかけ舎弟となったらしいが、どうやら惚れたのは気性だけではないことが判明。(笑)
もっとも辰巳に牽制されて(脅されたとも言う)いるので、パシリに徹することに決めたらしい。
毎朝、ビルの階段を掃除することで、神崎にアピール中。
カオリとは喧嘩友達。二人とも神崎に気に入ってもらえるようにと頑張っているライバル同士。
ツボ このハナシの面白いところは、主人公が徹底的なヤクザ嫌いで、辰巳に対して『愛してる』などという甘い言葉を言ったことがないというところでしょうか(笑)
我ながらひねくれてるなぁ。
ヤクザは嫌いだけど、辰巳のことを嫌々ながら受け入れていて、切り捨てることが出来ないという主人公の葛藤が結構ツボ。
主人公の神崎さんは、男前な性格らしく(笑)裸に剥かれても羞恥心をあまり見せない。
辰巳にヤられても態度が変わらず、トラウマにもなってない。(爆)
情事の最中を見られても態度が変わらないという、情緒に欠ける点もあるらしい。
これって、ツンデレというよりは、ツンツンかなぁ?(≧∇≦)
ついでに言うと、BL作品には珍しく、登場する女性たちは性格が良い人が多いことが気に入っています。どうもBLというと出てくる女性は皆無だったり、出てきても悪役扱いの性格の悪い人間が多いのが気になっていたのですが、この作品の中ではけなげな女性が出てきたりして、リアルな感じがしていて、ほっとしています。心は女性のカオリさんは別格ですが(爆)
よろしければ、二次製作へどうぞ!

まずいおかいつきさんの「真昼の月」について解説しておきます。